海外との懸け橋に憧れ、トレーディング業務に従事
世界各国の方々との出会いを大切に。
誰からも頼られる存在を目指したい
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黒埼 みゆき
Miyuki KUROSAKI
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2020年入社 担当職
鉄鋼製品本部 出向[三井物産スチール㈱]
海外との橋渡しをする仕事に
就きたいという思いから
中国に留学していた大学時代、世界各国から集まった学生たちの交流イベントに運営スタッフとして携わることがありました。言語、文化、立場の異なる人々と協働し、共に高め合える関係性を築いていくという経験。これは、大変さ以上に達成感があるもので、結果的に「日本と海外をつなぐ仕事がしたい」という思いに結び付き、総合商社への就職を意識するきっかけとなりました。とはいえ、商社ならどこでも良かったというわけではなく、私が志したのは三井物産。決め手はOBOG訪問です。親身になってアドバイスをくれたことも印象的でしたが、何より仕事に対する熱量が社員から伝わってきたことを覚えています。自分の仕事を楽しみ、誇りを持っている。私もそんな働き方がしたいと思いました。
国内で製造されたブリキ・薄板を
各国に輸出するために
鉄鋼製品本部は、国内外の顧客に対し、鉄鋼製品の調達・加工・製造・供給などのサービスを提供しています。取り扱う製品は多岐にわたりますが、私が所属するチームは、缶の材料となるブリキと、自動車や建築などの用途で使用される薄板を担当し、素材の提供元である日本・海外の製鉄会社と、販売先である海外企業が円滑に取引できるよう、需給を調整する機能を発揮しています。担当する主な輸出先となる中東、アフリカ、東南アジアの現地スタッフとのコミュニケーションは時差の関係から日本時間の夕方に集中することも。そのため日本国内のお客様への対応は午前中に終えられるようにするなど、スケジュール管理能力や柔軟性が問われる仕事です。
お客様と関係性を築いていく、
その先の「ありがとう」に成長を実感
ビジネスである以上、商談がまとまるとやりがいを感じますが、「ありがとう」の言葉をいただけたときが、もっとも成長を感じる瞬間です。一般的に「総合商社」というと華やかなイメージを持たれるかもしれませんが、お客様と関係性を築いていくのは、とても地道な作業です。何気ない会話の中で、いかにお客様のご要望や困りごとを汲み取り、真摯に向き合うか。その積み重ねが、感謝につながるのだと信じています。社会人になって実感するのは、日々さまざまな問題が起こるということ。それを解決して、学んで、次に臨む。その繰り返しで、どんな問題も解決に導く対応力が身に付いている実感はありますね。
尊敬する上司をお手本にして、
周囲から頼られる存在に
担当している商材や地域に関する専門知識を身につけることはもちろん、「まずは黒埼に聞いてみよう」と頼ってもらえるように人間力も高めていきたいです。私自身、尊敬できる上司に出会ったことで、仕事の進め方やお客様との関わり方など、ビジネスのあらゆる側面を学ぶことができたからそう思うのかもしれません。今後も自己研鑽に務めつつ、いずれは学生時代を過ごした中国での仕事にも携わりたいですね。そのためにも、世界各国の方々との出会いを大切にして、視野を少しずつ広げていければと考えています。
キャリア
- 2020年4月
- 入社後 鉄鋼製品/金属資源本部 企画業務室に配属
鉄鋼企業、鉄鋼周辺事業、外部環境調査を担当
- 2022年5月
- 鉄鋼製品本部子会社の三井物産スチールに出向
現在ブリキ(缶)・薄板のトレーディング業務を担当(地域:アフリカ、中東、東南アジア)
とある平日のスケジュール
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9:15業務内容の確認 → 一日のTODO確認、業務予定を立てる
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9:30打合せ → お客さんとの打ち合わせ・商談
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13:30意見交換 → 海外店との打ち合わせ・面談
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15:00デスクワーク → 当日中に対応必要な申請や書類対応
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16:00打合せ → 部内での目線合わせ会議等
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18:00退社
- 個人作業
- 打ち合わせなど
- 退社
週末のアクティビティ
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海釣り
1~2カ月に一度、友人や同期と共にアジやサバなどの五目釣りに行っています。東京からほど近い鎌倉の腰越湾から朝5:30に海を出て、波の音を聞きながら魚を釣る楽しさにはまってからは、定期的に行っています。
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旅行
時間があるときは、友人と国内旅行に行っています。東北や四国等に行き、その地の美味しい食べ物をたらふく食べ、観光名所めぐりをしています。寒い時期は、温泉巡りもしています。