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メーカーから転職へ 自動運転技術で社会インフラを構築したい

メーカーから転職へ
自動運転技術で社会インフラを構築したい

國年 賢

Ken KUNITOSHI

2020年 キャリア入社 〔前職〕国内大手自動車メーカー
モビリティ第一本部フレートモビリティソリューション事業部
トランスポーテーションプラットフォーム事業室

ミッション・業務

年月日
キャリア人材モデル
2020年1月
入社。ロジスティクス戦略部に配属。経営効率改善を目指し、関係会社の物流コンサルを行う。
物流プロフェッショナル

2022年10月
モビリティ第一本部に異動。自動運転による幹線輸送サービスの実現をめざす株式会社T2の立ち上げに携わる。
事業経営プロフェッショナル

物流の知見を活かした
新事業の立ち上げを目指して

前職は、国内の大手自動車メーカーに10年ほど在職。自動車の生産部品の国際物流や、海外拠点の物流オペレーションの改善・システム導入などを担当しました。サプライチェーンの仕事を現場目線でしっかり見て、納期短縮や生産効率の改善を実現するなど、やりがいも大きい仕事でした。

そうした中、「自分で事業を起こしたい」という思いが日に日に強くなり、転職を考えるように。物流の知見を核として、「物流」と「何か」を掛け合わせる事業を起こしたい。しかし、その「何か」がどうしても浮かばない。そんなときに、三井物産の求人に出会いました。

衣食住のすべてに関わる機会がある三井物産でなら、自分が探す「何か」をきっと見つけられる。しかも、新規事業を創出するためのイノベーションラボ「Moon」もある。ここでアイデアを認められれば、社内起業もできる。転職を決意するには、十分すぎる魅力でした。

自動運転技術による
新たな社会インフラ実現のために

入社後に配属された部署では、これまでに培った物流・サプライチェーン構築の知見を活かし、関係会社の物流拠点における経営効率改善に取り組むことに。転職時に思い描いていた通り、世界各地にまたがる国際物流や、さまざまな産業・商材の特性を学ぶことができました。

その後は、2022年8月に株式会社Preferred Networksの協力のもと三井物産が立ち上げる新会社、株式会社T2のサポート業務に関わり始めました。そこからより主体的に関わるべく、10月には正式に部署を異動。想像以上に早く、念願の新規事業の立ち上げに携われることになりました。
T2は、日本の長距離物流を支えるべく設立され、「レベル4」(特定条件下での完全自動運転)の自動運転技術を活用した社会インフラの構築を目指しています。社員数も、僕のような三井物産の人間や業務委託のメンバーを含めても、10数名の小さなできたてほやほやのスタートアップ企業です。
世の中に新しい価値観を提供するんだという気概で、やれることはなんでもやるのが基本スタンス。メインミッションである事業開発に加えて、人事や総務、広報業務まで、事業の成功のために、がむしゃらに何でもやっています。驚いたのは、T2が目指す到達点や事業規模も含めて、上から目標が下りてくるのではなく、自分たちで考えて決めていけること。裁量の大きさは、想像以上でした。

いま、T2は協力企業を幅広く募集するフェーズです。「社会インフラ化を目指す」という公共性の高い事業に賛同してもらうべく、さまざまな企業に声をかけています。商談を繰り返し、新たな協力企業と手を取り合えた瞬間が、何物にも代えがたい充実感を味わえます。
まずは、2026年に東京-大阪間の無人輸送を実現すべく、すでに実証実験もスタートしています。まだ遠い未来のように感じる無人の自動運転技術という大きな「夢」が、リアルな手の届く「現実」に一歩ずつ近づいている手ごたえを感じています。

「スキルの掛け算」で
より活躍できる人材に

これまでのキャリアを振り返ると、幸いにも自分に備わっていた「想像力」と「行動力」が大きく役立っていると感じます。この2つは、もしかすると僕の育った環境によって培われたものかもしれません。幼少期、大工をしていた父の仕事場によく遊びに行っていたんです。木材がどんどん形作られて家になっていく様子を間近で見ているうちに想像力が自然と鍛えられたように思います。
もう一つ、「行動力」の大切さは、当時、近所に住んでいたバドミントンの元・日本チャンピオンから学びました。その人は自分が強くなるために、いろんなことを自分で考え、調べ、練習していました。もう行動力が他の人とは圧倒的に違うんです。「その道のトップを目指すなら、行動力が大事」と思う僕の原点です。
この「想像力」と「行動力」が、いまの仕事でもあらゆるシーンで役立っています。例えば、自動運転が実現するであろう2026年は、どんな世界なのか。もちろん調べられることは調べつくしますが、想像力もフルに発揮します。「どうありたいか」の理想まで思い描けたら、そこから逆算して、今できることに全力で取り組む。その繰り返しです。

もちろん、まだまだ身に付けたいスキルも知識も山のようにあります。特にいま、T2の成功を目指すことは、組織横断的人材モデルでいう「事業経営人材」のスキルを身に付ける、これ以上ないチャンスです。
さらに欲をいえば、もっと複数の人材モデルのスキルを身に付け、「掛け算型」で活躍できる人材を目指したい。どの人材モデルでも、一つを極めようとすると、どこかで別のモデルの領域に踏み入るときがくると思うんです。そうやってスキルを蓄積すればするほど、ビジネスパーソンとしての柔軟性が向上し、可能性がどんどん広がっていきますよね。
とはいえ、今はT2が立ち上がったばかり。夢の実現という点では、ようやく扉を開けて、一歩を踏み出したところ。まずはT2の成功を目指して全力で走りたいです。

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